低張性脱水症にご注意を

2017/07/04

 暑い夏、大量の発汗で水分を摂取するようにされると思いますが、電解質が足りていないと、思わぬ脱水にみまわれることがあります。
 それは低張性脱水です。細胞外液に含まれるナトリウムが減少する脱水を、低張性脱水と言います。細胞外液とは血液も含まれ、血中のナトリウムが減少した状態と言えます。そうすると、ナトリウムの血中濃度を保とうと、血液の水分が細胞内液に移動します。結果、血液量が少なくなり脱水となります、水分は摂取していたのに脱水になるので注意が必要です。水だけでなく、スポーツドリンクなどもこまめに摂取しましょう。
・低張性脱水の症状
口の渇きは起こらず、頭痛、低血圧、麻痺、頻脈、意識障害などがみられることがあります、そのような症状が出たら要注意です。

診療科案内

診療Web予約

診療予約はこちら