メタボリックシンドローム のお話
2017/08/02
高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)など生活習慣病は、合併しやすく肥満や内臓肥満が密接に関わっています。
高血圧・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)は1つでも動脈硬化をおこし、脳卒中(脳梗塞、脳出血等の総称)や
心筋梗塞などの発症を、健常者に比べて2~3倍増加させると言われております。さらに高血圧や糖尿病、
脂質異常症(高脂血症)の合併は、その危険性をさらに数倍増加させると考えられます。
これら高血圧や糖尿病、肥満、脂質異常症(高脂血症)の合併は、古くは死の四重奏などとも言われておりました。
メタボリックシンドロームの診断は、へその高さで腹囲(ウエスト周囲径)を測定し、男性では85cm以上、
女性では90cm以上を内臓肥満ありと判定します。そのうえで、脂質異常症・血圧高値・空腹時高血糖の
3つの異常のうち2つ以上を合併するとメタボリックシンドロームと診断することになります。
最近太ったな~など感じていらっしゃる方は一度健康診断を受けてみましょう。