下痢 のお話
2017/10/29
下痢とは医学的な定義的では、緩やかなものであり、異常に水分の多い便や固形ではない便が、
頻度を増して排出されることである。1日に200gを超える便がある場合には一般的に下痢と
考えられる!とのことですが・・・あまりピンとはこないですね(-_-;)
ここはむつかしい医学書の定義はどうでもよいとして、消化器病学会の説明の方がわかりやすいので
ご紹介します。下痢とは便の水分量が増して泥状〜水様になった状態をいいます。多くの場合、
排便の回数も増えてきます、とのことです。こちらの方がわかりやすい説明かと思います。
それでは下痢の原因疾患についてです、原因は多岐にわたりアルコール摂取、細菌感染
ウィルス感染、腸切除後、カルチノイド、VIP腫瘍、甲状腺癌、ガストリノーマ、アジソン病、
リンパ管拡張、膵外分泌機能不全、吸収不良症候群、クローン病、潰瘍性大腸炎、食物アレルギー、
好酸球性胃腸炎、寄生虫、放射線性腸炎、大腸癌、甲状腺機能亢進症、過敏性腸症候群などがあり。
急性の下痢と、慢性の下痢などの問診により便培養や血液検査を施行し検査を開始していき、
それでも原因がwからなければ大腸検査などの追加の検査をしていくこととなります。
下痢でお困りの場合には悩まずにご相談ください。